結婚式の下見で見るべきポイントとは?ブライダルフェアで理想を現実に
おふたりの新たな門出となる大切な一日、その舞台選びは心ときめくと同時に、どこから始めれば良いのか悩ましいものですよね。
「理想の結婚式ってどんなだろう?」「私たちにぴったりの会場はどこかな?」そんな期待と少しの不安を胸に抱くカップルにとって、結婚式場の下見はまさに夢への第一歩と言えるでしょう。
多くの結婚式場では、その魅力を実際に体験できる「ブライダルフェア」という特別なイベントを開催しています。
このフェアに参加することが、おふたりにとって最高の結婚式場を見つけるための最も効果的で、そして心躍る方法の一つです。
当式場テラスグランツのスタッフとしても、多くのカップルがブライダルフェアを通じて運命の会場と出会い、笑顔で準備を進めていかれる姿を拝見してまいりました。
この記事では、これから結婚式場をお探しになるおふたりに向けて、ブライダルフェアを最大限に活用し、後悔しない式場選びをするためのポイントや、下見の際に注目すべき点などを、私たちの経験を交えながら詳しくご紹介いたします。
おふたりの大切な一歩を、心を込めてお手伝いさせていただきます。
結婚式場の下見はブライダルフェアできる

結婚を決めたおふたりが、理想の結婚式を実現するためにまず取り組むべきこと、それが結婚式場の下見です。
数ある式場の中から、自分たちの思い描くウェディングシーンにぴったりの場所を見つけ出す作業は、期待に胸が膨らむ一方で、どのように進めれば良いか戸惑うこともあるかもしれません。
そんなおふたりにとって、最も効率的かつ具体的に式場の雰囲気やサービスを体感できるのが「ブライダルフェア」への参加です。
ブライダルフェアは、単に会場の施設を下見するだけでなく、結婚式当日のイメージを具体的に膨らませるための様々なプログラムが用意されており、まさに「結婚式の縮図」を体験できる絶好の機会と言えるでしょう。
多くの式場では、週末や祝日を中心に、趣向を凝らしたフェアを開催しています。
例えば、光溢れるチャペルでの模擬挙式に参列したり、実際の披露宴で提供される料理を試食できたりと、五感を通じてその式場の魅力を感じ取ることができます。
また、経験豊富なウェディングプランナーに直接相談できる時間も設けられているため、結婚式に関する漠然とした疑問や不安を解消し、具体的なアドバイスをもらうことも可能です。
私たちテラスグランツでも、ブライダルフェアにご参加いただいたカップルからは、「ホームページだけでは分からなかった会場の温かい雰囲気が体感できた」「ウェディングプランナーがとても親身に話を聞いてくれて安心した」といった嬉しいお声をいただくことが多く、実際に足を運んでいただくことの大切さを日々実感しております。
ブライダルフェアは、おふたりが思い描く結婚式の輪郭をはっきりとさせ、理想の会場選びを大きく前進させるための、かけがえのないステップとなるはずです。
複数のフェアに参加し、それぞれの会場の特色を比較検討することで、よりおふたりらしい選択ができるようになるでしょう。
ブライダルフェアは試食やチャペル見学などでき結婚式の見積りがもらえる下見イベント
ブライダルフェアが結婚式場の下見に最適な理由の一つは、その充実した体験プログラムにあります。
具体的にどのようなことが体験できるのか、代表的なものをご紹介しましょう。
まず、多くのカップルが楽しみにされているのが「試食会」です。
婚礼料理は、ゲストへのおもてなしの心を伝える上で非常に重要な要素であり、その味や見た目、ボリュームなどを実際に確認できるのは大きなメリットです。
例えば、メインディッシュの食べ比べができたり、シェフが目の前で調理するライブキッチンを体験できたりするフェアもあります。
私たちテラスグランツでは、地元の旬の食材をふんだんに使用し、素材本来の美味しさを最大限に引き出したお料理を提供しており、試食会ではそのこだわりと温かな味わいを実感していただけます。
アレルギー対応やオリジナルメニューの相談など、お料理に関する細やかなご要望にも柔軟に対応できるかを確認する良い機会にもなります。
次に欠かせないのが「結婚式会場の下見」です。
特にチャペルは、挙式の神聖な雰囲気を左右する大切な空間。
自然光の入り具合、天井の高さ、バージンロードの長さ、ゲスト席からの見え方などを自分の目で確かめることができます。
披露宴会場も同様に、広さや雰囲気、窓からの景色、設備などをチェックし、おふたりの理想とするパーティースタイルが実現可能かイメージを膨らませましょう。
例えば、ガーデンからのサプライズ入場ができるか、映像演出はどこまで対応可能かなど、具体的な演出についても質問してみると良いでしょう。
そして、ブライダルフェアの最後には、多くの場合「相談会」と「見積もりの提示」が行われます。
ここでは、ウェディングプランナーがおふたりの希望や予算を丁寧にヒアリングし、それに基づいた具体的なプランや見積もりを作成してくれます。
初期見積もりはあくまで概算であり、ここからおふたりのご希望に応じて内容が変動することを理解しておくことが大切です。
何が含まれていて、何がオプションになるのか、持ち込み料は発生するのかなど、細かな点まで遠慮なく質問し、疑問点をクリアにしておきましょう。
この見積もりは、他の式場と比較検討する際の重要な資料となります。
結婚式場の下見だけではなく、本物の結婚式を見学できる場合もある
ブライダルフェアの中には、模擬挙式や模擬披露宴などの下見だけなく、実際にその式場で行われている「本物の結婚式」の一部を見学できるプログラムを用意している場合があります。
これは、まさに「生の結婚式」の雰囲気や進行を肌で感じることができる、非常に貴重な機会と言えるでしょう。
模擬挙式などの下見では味わえない、新郎新婦やゲストの感動的な表情、会場全体の祝福ムード、スタッフのリアルな動きなどを目の当たりにすることで、ご自身の結婚式当日のイメージがより鮮明になるはずです。
例えば、ゲストがどのように過ごしているのか、BGMの選曲や音量は適切か、司会者の進行はスムーズかといった、細かな点まで観察することができます。
また、実際の結婚式を見学することで、その式場が大切にしている結婚式のスタイルや、得意とする演出なども垣間見えるかもしれません。
アットホームな雰囲気なのか、フォーマルで厳粛な雰囲気なのか、おふたりの目指す結婚式のイメージと合致するかどうかを判断する上でも、大いに参考になるでしょう。
私たちテラスグランツでは、お客様のプライベートな空間と時間を何よりも大切に考えており、基本的に挙式当日の新郎新婦様とゲストの皆様には、心ゆくまでお過ごしいただきたいとの想いから、進行中の結婚式を直接ご覧いただく形でのご案内は多くの場合行っておりません。
しかしながら、それはお一組おひとりの特別な一日を、他の誰にも気兼ねすることなく、存分に楽しんでいただきたいという私たちの強い願いの表れでもあります。
その代わりに、経験豊富なプランナーが、これまでの数多くの実例をもとに、写真や映像を交えながら、まるでその場にいるかのような臨場感をもっておふたりに結婚式当日の様子をお伝えいたします。
また、ご希望に応じて、先輩カップルのアルバムやエンドロールムービーなどをご覧いただくことも可能ですので、実際の結婚式の温かな雰囲気や感動の瞬間を十分に感じ取っていただけます。
どちらの形式であれ、式場のリアルな姿を知ることは、後悔のない選択をするために非常に重要です。
ブライダルフェアについては「ほとんどのブライダルフェアの料金は無料!無料の理由と有料と無料のブライダルフェアの違い」にも詳しい解説をしているのであわせて読んでみて下さい。
結婚式場の下見のための準備

ブライダルフェアへの参加は、おふたりの理想の結婚式場を見つけるための大きな一歩ですが、その効果を最大限に引き出すためには、事前の準備が非常に大切になってきます。
何も準備せずに臨むのと、しっかりとポイントを押さえて準備をして臨むのとでは、得られる情報量や満足度に大きな差が出てくると言っても過言ではありません。
結婚式は、おふたりにとって一生に一度の特別なイベント。
だからこそ、後悔のない選択をするために、下見の段階から丁寧に取り組むことが重要です。
私たちテラスグランツのウェディングプランナーも、事前準備をしっかりされてきたカップルほど、ブライダルフェア当日のご質問が具体的で、より深いお話ができると感じています。
それは、おふたりの中で結婚式に対するイメージがある程度固まっているからこそ。
結果として、フェアの時間を非常に有意義に活用され、ご満足いただいた上で次のステップへ進まれるケースが多いのです。
この準備段階は、単に持ち物を揃えたり、質問を考えたりするだけでなく、おふたりで結婚式について深く話し合い、価値観を共有する大切な時間でもあります。
どのような結婚式にしたいのか、何を大切にしたいのか、ゲストにどのように過ごしてほしいのか。
そういった根本的な想いを共有することで、式場選びの軸が定まり、数ある選択肢の中から迷うことなく、おふたりにとって本当にベストな会場を選び抜くことができるでしょう。
この章では、結婚式場の下見、特にブライダルフェアに参加するにあたって、どのような準備をしておけば良いのか、具体的なステップや心構えについて、詳しく解説していきます。
この準備期間も、おふたりの結婚準備の大切なプロセスとして、楽しみながら進めていただければ幸いです。
結婚式場の下見の前にまずはどのような結婚式をあげたいのかカップルで考える
結婚式場の下見を始める前に、まずおふたりでじっくりと話し合い、どのような結婚式を挙げたいのか、具体的なイメージを共有することが何よりも大切です。
「どんな結婚式にしたい?」という問いは、シンプルながらも非常に奥深いもの。
例えば、「ゲストに心から楽しんでもらえるアットホームなパーティーにしたい」「両親へ感謝の気持ちを伝えられる感動的な挙式にしたい」「趣味や共通のテーマを取り入れたオリジナリティあふれる一日にしたい」など、おふたりが結婚式に求めるものは様々でしょう。
こうした漠然としたイメージを、もう少し具体的に掘り下げていく作業が必要です。
例えば、招待したいゲストの人数はおおよそ何名くらいか、希望する結婚式の雰囲気はナチュラルなのか、クラシカルなのか、それともスタイリッシュなのか。
料理は和食、フレンチ、それとも折衷料理が良いか。
希望する時期や曜日、時間帯なども、おおまかで構いませんので話し合っておくと、式場選びの基準が明確になります。
私たちテラスグランツのプランナーがご相談を承る際も、おふたりの「こんな結婚式がしたい」という想いの解像度が高いほど、より的確でパーソナルなご提案が可能になります。
もちろん、最初からすべてが明確である必要はありません。
話し合いの中で、「これは譲れない」「これはどちらでも良い」といった優先順位が見えてくることもあります。
意見が食い違うこともあるかもしれませんが、それもお互いの価値観を深く理解し合う良い機会と捉え、じっくりと対話を重ねてみてください。
例えば、一方が「景色の良い場所がいい」と希望し、もう一方が「アクセスしやすい場所がいい」と希望した場合、両方の希望を叶えられる場所を探すのか、どちらかの希望を優先するのか、あるいは全く新しい視点で理想の会場を探すのか、話し合いによって道筋が見えてきます。
このプロセスを通じて、おふたりだけの結婚式の「軸」をしっかりと築き上げることが、満足のいく式場選び、そして最高の結婚式への第一歩となるのです。
次に結婚式場のホームページでブライダルフェアの予約をとる
おふたりの理想とする結婚式のイメージがある程度固まってきたら、次はいよいよ具体的な下見に移る段階です。
その第一歩として、気になる結婚式場のホームページをチェックし、ブライダルフェアの情報を集め、下見の予約を取りましょう。
結婚式場のホームページは、その会場の魅力やコンセプト、提供しているサービスを知るための貴重な情報源です。
美しい写真ギャラリーや詳細なプラン内容、実際にその式場で結婚式を挙げたカップルの声(口コミや体験談)などに目を通すことで、会場の雰囲気を掴むことができます。
特に注目していただきたいのは、写真やプラン内容だけでなく、その式場がどのような想いで結婚式を創り上げているのか、という点です。
例えば、私たちテラスグランツのホームページでは、会場の美しさだけでなく、おふたりとゲストの皆様が心通わす時間を大切にしたいという想いや、地元食材を活かしたお料理へのこだわりなどもお伝えしています。
そうした式場の「姿勢」や「価値観」に共感できるかどうかは、非常に重要なポイントとなります。
ブライダルフェアの内容も様々ですので、試食会があるか、模擬挙式が見られるか、相談会の時間はどれくらいかなど、おふたりが体験したい内容が含まれているフェアを選びましょう。
人気の式場や、土日祝日のフェアは予約が早く埋まってしまうことも多いため、気になるフェアを見つけたら早めに予約を入れることをおすすめします。
多くの式場では、ホームページから簡単にオンライン予約ができるシステムを導入しており、24時間いつでも手軽に手続きが可能です。
予約の際には、参加人数(通常はカップル2名)、希望日時、連絡先などを入力します。
もし、食物アレルギーをお持ちの場合や、特に聞いておきたいことがある場合は、予約フォームの備考欄などに事前に伝えておくと、当日の対応がスムーズになるでしょう。
いくつかの式場のフェアに参加する場合は、スケジュール管理も大切です。
無理のない範囲で計画を立て、一つひとつのフェアをじっくりと体験できるようにしましょう。
ある程度きれいめな格好なら服装はOK
ブライダルフェアに参加する際の服装について、「何を着ていけば良いのだろう?」と悩むカップルは少なくありません。
結論から申し上げますと、過度にフォーマルな服装である必要はなく、「ある程度きれいめな格好」であれば問題ありません。
ただし、結婚式場という特別な場所を訪れるという意識を持ち、Tシャツにジーンズ、サンダルといったラフすぎる服装や、露出の多い服装は避けるのがマナーです。
男性であれば、襟付きのシャツにジャケットを羽織る、あるいはきれいめのニットやカーディガンにチノパンやスラックスを合わせるなどがおすすめです。
女性であれば、上品なワンピースやブラウスにスカートやパンツを合わせるスタイルが良いでしょう。
下見に大切なのは「清潔感」です。
お洋服にシワや汚れがないか、靴は磨かれているかなど、基本的な身だしなみには気を配りましょう。
ブライダルフェアでは、チャペルや披露宴会場など、広い会場内を歩き回ることが多いため、動きやすさも考慮した服装や靴を選ぶと快適に過ごせます。
特に女性は、ヒールの高すぎる靴よりも、少し安定感のあるパンプスやフラットシューズの方が安心かもしれません。
また、フェア当日は記念に写真を撮る機会もあるかもしれません。
おふたりで並んだ際にちぐはぐな印象にならないよう、事前に服装のテイストを合わせておくのも良いでしょう。
例えば、私たちテラスグランツのような自然光が豊かで緑あふれる会場であれば、あまり堅苦しくなりすぎず、少しナチュラルな雰囲気の服装も素敵に映えます。
かといって、リゾートウェディングのようなラフさではなく、あくまで「結婚式場への下見」という点を意識した品のあるカジュアルスタイルが好ましいでしょう。
もし服装に迷った場合は、予約した結婚式場に問い合わせてみるのも一つの方法です。
「どのような服装で参加される方が多いですか?」と尋ねれば、きっと親切にアドバイスしてくれるはずです。
大切なのは、おふたり自身がリラックスしてフェアを楽しめる服装であること、そして会場の雰囲気を壊さない配慮をすることです。
ブライダルフェアの服装については「ブライダルフェアの服装はどうする?男女別&季節別の服装ポイント」に詳しい解説をしていますのであわせて読んでみて下さい。
ブライダルフェアの開催時間の10分前くらいに結婚式場についているとちょうどいい
ブライダルフェア当日は、時間に余裕をもって行動することが大切です。
指定されたフェアの開始時刻よりも、10分から15分前には結婚式場に到着しているのが理想的です。
これは、単に遅刻を避けるというだけでなく、フェアをスムーズに、そして心穏やかにスタートするための準備時間として非常に有効だからです。
初めて訪れる場所の場合、道に迷ってしまったり、駐車場探しに手間取ったりと、予期せぬことで時間を要してしまう可能性があります。
特に、私たちテラスグランツのように、豊かな自然に囲まれたロケーションに佇む式場の場合、アクセス方法を事前にしっかりと確認し、時間にゆとりを持った計画を立てていただくことをお勧めしています。
もし電車でお越しになる場合は乗り換えの時間、お車でお越しになる場合は渋滞の可能性なども考慮しておくと安心です。
時間ギリギリに慌てて到着すると、気持ちが焦ってしまい、せっかくのフェアの内容が頭に入ってこなかったり、楽しむ余裕がなくなってしまったりするかもしれません。
少し早めに到着することで、まずはお手洗いを済ませたり、身だしなみを整えたりする時間が取れます。
また、受付を済ませた後、フェアが始まるまでのわずかな時間でも、会場のエントランスやロビーの雰囲気をゆっくりと味わうことができます。
ウェルカムドリンクをいただきながら、パンフレットに目を通したり、おふたりで「どんなところだろうね」と会話を交わしたりする時間は、期待感を高め、リラックスしてフェアに臨むための良いウォーミングアップになるでしょう。
私たちプランナーも、お客様が少しでも落ち着いた状態でフェアにご参加いただけるよう、お迎えの準備を整えております。
万が一、交通事情などでやむを得ず遅刻してしまいそうな場合は、分かった時点ですぐに式場へ連絡を入れるのがマナーです。
無断での遅刻は、他に参加されている方々や、式場スタッフのスケジュールにも影響を与えてしまう可能性があるため、誠実な対応を心がけましょう。
結婚式場の下見の持ち物はメモ帳とスマホがあればOK
ブライダルフェアに参加する際の持ち物について、あれもこれもと心配になるかもしれませんが、基本的には「メモ帳と筆記用具」、そして「スマートフォン(またはカメラ)」があれば十分です。
これらは、ブライダルフェアで得た情報を記録し、後で比較検討する際に非常に役立ちます。
メモ帳には、ウェディングプランナーから説明された内容、自分たちが感じたこと、質問したいことなどを自由に書き留めましょう。
例えば、チャペルの雰囲気、披露宴会場の収容人数、料理の感想、見積もりの内訳、ウェディングプランナーの印象など、後から見返したときに具体的な情報が蘇るように記録しておくことがポイントです。
手書きのメモは、その時の感情やひらめきも一緒に残せるという良さがあります。
もちろん、スマートフォンのメモ機能や録音機能(事前に許可を得てから)を活用するのも良いでしょう。
そして、スマートフォンは写真撮影に大活躍します。
会場の雰囲気や気に入った装飾、料理の盛り付けなど、言葉だけでは伝えきれない情報を視覚的に記録しておくことができます。
後日、他の式場と比較する際や、おふたりで話し合う際に、写真を見ながらだと具体的なイメージを共有しやすくなります。
特に、チャペルのバージンロードの長さや天井の高さ、披露宴会場の窓からの景色、ガーデンの広さなどは、写真に残しておくと比較検討の際に役立ちます。
バッテリー切れに備えて、モバイルバッテリーも持参しておくと安心です。
その他、あると便利なものとしては、A4サイズの資料が折らずに入る大きめのバッグやクリアファイルです。
ブライダルフェアでは、パンフレットや見積書など、多くの資料を受け取ることが一般的ですので、それらをきれいに持ち帰るために役立ちます。
また、季節によっては、女性は羽織物やストールなどがあると、会場内の温度調節に便利かもしれません。
私たちテラスグランツでは、お客様に少しでも快適にお過ごしいただけるよう、細やかな配慮を心がけておりますが、ご自身でも準備をしておくことで、よりフェアに集中できるでしょう。
ブライダルフェアで事前に聞くことは考えておこう
ブライダルフェアは、結婚式場のことを深く知る絶好の機会ですが、限られた時間の中で効率的に情報を得るためには、事前に「何を聞きたいか」をリストアップしておくことを強くおすすめします。
当日、その場の雰囲気やプランナーさんの話に夢中になっていると、つい聞き忘れてしまうことが出てきがちです。
後から「あれも聞いておけばよかった」と後悔しないためにも、おふたりで話し合い、質問事項をまとめておきましょう。
質問リストは、大きく分けていくつかのカテゴリーで考えると整理しやすくなります。
例えば、「会場施設について」では、チャペルや披露宴会場の収容人数、バリアフリー対応の有無、親族控室やゲストの更衣室の設備、雨天時の対応などを確認します。
「料理・飲物について」では、コースの種類や料金、アレルギー対応、オリジナルメニューの可否、ドリンクの種類やフリードリンクの範囲などを尋ねてみましょう。
私たちテラスグランツでは、お料理に力を入れており、地元の食材を活かしたメニューや、おふたりの想いを形にするオリジナルメニューのご提案も得意としておりますので、ぜひ詳細をお尋ねください。
「衣裳について」では、提携しているドレスショップの数や種類、持ち込みが可能かどうか、持ち込み料の有無などを確認します。
「費用・見積もりについて」は最も重要なポイントの一つ。
初期見積もりに含まれる項目、追加料金が発生しやすい項目、キャンセルポリシー、支払い方法や時期などを具体的に聞いておくと安心です。
「日取り・予約について」では、希望する時期の空き状況や、仮予約が可能かどうか、その場合の期限や条件などを確認しましょう。
そして、「その他」として、ウェディングプランナーのサポート体制、持ち込み可能なアイテムとその条件、遠方ゲストへの対応(宿泊施設の手配など)、駐車場や送迎サービスの有無なども聞いておくと良いでしょう。
これらの質問を事前に準備しておくことで、フェア当日はスムーズに情報収集ができ、より有意義な時間を過ごせるはずです。
そして、どんな些細なことでも遠慮なく質問してください。
おふたりの疑問や不安を解消し、安心して結婚式準備を進めていただけるよう、私たちウェディングプランナーは全力でサポートさせていただきます。
ブライダルフェアで聞くことについては「ブライダルフェアで何を聞く?押さえておきたいポイントまとめ」に詳しくまとめています。
結婚式場の下見前によくある質問

結婚式場探しを始められたばかりのカップルからは、たくさんのご質問をいただきます。
いつから探し始めるのがベストなのか、何軒くらい下見するものなのか、そして下見当日はどんな点に注目すれば良いのか…。
初めてのことばかりで、期待とともに不安を感じるのも当然のことです。
私たちテラスグランツのウェディングプランナーも、日々多くのカップルとお話しさせていただく中で、そうした疑問や不安に一つひとつ丁寧にお答えし、安心して結婚準備を進めていただけるようサポートすることを何よりも大切にしています。
これらの疑問点を事前に解消しておくことは、おふたりがよりスムーズに、そして後悔なく理想の結婚式場と出会うための重要なステップとなります。
多くの方が共通して抱かれる疑問を知ることで、「悩んでいるのは自分たちだけじゃないんだ」と安心感にも繋がるかもしれません。
この章では、結婚式場の下見やブライダルフェアに参加する前に、多くのカップルが疑問に思われること、そして知っておいていただきたいポイントについて、Q&A形式のような形を取りながら、詳しく解説していきます。
おふたりの大切な結婚式場選びが、より実り多く、楽しいものになるよう、心を込めて情報をお届けいたします。
いつ頃から結婚式場下見をすればいいの?
「結婚式場の下見って、いつ頃から始めるのが一般的なの?」というご質問は、私たちがお客様から非常によくお受けする質問の一つです。
結論から申し上げますと、一般的にはご希望の結婚式の約1年から1年半前くらいから探し始める方が多いようです。
特に、気候の良い春や秋、そして大安などの人気の日取りや、人気の高い結婚式場は予約が早く埋まってしまう傾向にあります。
そのため、おふたりが希望する時期や曜日、時間帯がある程度決まっているのであれば、早めに動き出すに越したことはありません。
例えば、私たちテラスグランツが位置するエリアでは、新緑が美しい初夏や紅葉が見事な秋など、四季折々の自然が結婚式を彩りますが、やはりこうした人気のシーズンは早くからご予約が集中することがございます。
また、結婚式の準備には、招待状の作成、衣裳選び、引出物の選定、演出のプランニングなど、想像以上に多くの時間が必要です。
余裕を持ったスケジュールで準備を進めるためにも、式場決定は早めに行うのが理想的と言えるでしょう。
具体的に、もし「1年後の春に結婚式を挙げたい」とお考えであれば、その半年前、つまり1年半前から情報収集を始め、ブライダルフェアに参加してみるのがおすすめです。
もちろん、これはあくまで一般的な目安であり、おふたりの状況や希望によって最適なタイミングは異なります。
例えば、「半年以内に結婚式を挙げたい」というスピード婚をご希望の場合でも、柔軟に対応してくれる式場はありますし、逆に「2年くらいかけてじっくり準備したい」という方もいらっしゃるでしょう。
大切なのは、おふたりでよく話し合い、無理のないスケジュールを立てることです。
もし、「いつから動けばいいか分からない」と迷われたら、思い立ったが吉日、まずは気になる式場のホームページをチェックしたり、資料請求をしたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。
その一歩が、素晴らしい結婚式へのスタートラインとなるはずです。
「結婚式の準備期間はどれくらい?いつなにをすればOKなのかのスケジュールを教えます!」のコラムでもわかりやすく準備期間について解説していますのであわせて読んでみて下さい。
何軒くらい結婚式場の下見をすればいいの?
「たくさんの結婚式場があるけれど、一体何軒くらい下見に行けばいいの?」これもまた、多くのカップルが悩まれるポイントです。
一般的には、2軒から3軒程度の式場を下見される方が多いと言われています。
あまりに多くの式場を下見しすぎると、かえって情報過多になってしまい、「どの式場も良く見えて決められない」「最初の頃に見た式場の記憶が曖昧になってしまった」といった混乱を招いてしまう可能性があります。
一方で、1軒だけの下見で即決してしまい、後から「もっと他の会場も見ておけばよかった」と後悔するケースも避けたいところです。
そのため、数軒の候補を比較検討することで、それぞれのメリット・デメリットが明確になり、おふたりにとって本当に大切なものが何かを見極めやすくなります。
では、どのようにして下見する式場を絞り込めば良いのでしょうか。
まずは、おふたりが結婚式に求める条件(場所、雰囲気、予算、人数など)を明確にし、それに合致する式場をいくつかピックアップします。
そして、各会場のホームページやパンフレットをじっくりと比較し、ブライダルフェアの内容なども吟味した上で、実際に見学する式場を2~3軒程度に絞り込むのが効率的です。
私たちテラスグランツにお越しになるお客様の中にも、いくつかの会場を下見された上で、「ここのチャペルの光の入り方が理想的だった」「ウェディングプランナーの親身な対応が心に残った」といった具体的な比較ポイントから、当会場を運命の場所としてお選びいただくケースが多くございます。
大切なのは、ただ数をこなすのではなく、一軒一軒のブライダルフェアや下見を大切にし、おふたりの目でしっかりと確かめ、心で感じることです。
そして、「ここなら私たちの理想の結婚式が叶えられそう!」と心から思える場所を見つけることがゴールです。
そのためには、下見の数をこなすことよりも、一軒一軒の質を重視し、おふたりにとって本当に響く会場かどうかを見極めることが肝心です。
下見に何軒まわればよいかは「結婚式場の見学は何軒がベスト?後悔しない選び方のコツ」により詳しい解説をしています。
結婚式の契約は即決していいの?
ブライダルフェアに参加し、素晴らしい会場や魅力的なプランに出会うと、「もうここで決めたい!」と気持ちが高まることがあります。
特に、フェア当日限定の特典や割引などが提示されると、つい「今契約しないと損かも…」と焦ってしまうかもしれません。
しかし、結婚式の契約は、おふたりにとって非常に大きな決断です。
即決して良いかどうかは、状況や条件、そして何よりもおふたりの納得度によって異なります。
即決するメリットとしては、希望の日程を確実に押さえられたり、魅力的な成約特典を受けられたりする可能性があることです。
一方で、デメリットとしては、舞い上がった気持ちのまま契約してしまい、後から「もっと慎重に考えればよかった」「他の会場も見ておけばよかった」と後悔するリスクがあることです。
もし、ブライダルフェアで即決を勧められた場合でも、一度冷静になって考える時間を持つことは決して悪いことではありません。
例えば、「今日中にお返事すればこの特典が適用されます」といった言葉にプレッシャーを感じるかもしれませんが、「一度持ち帰って二人でじっくり相談したいのですが、その場合、特典はどうなりますか?」と正直に伝えてみる勇気も大切です。
多くの誠実な式場であれば、お客様の気持ちを尊重し、一定の猶予期間を設けてくれることもあります。
私たちテラスグランツでは、おふたりが心から納得し、ご満足いただいた上でご契約いただくことを最も大切に考えております。
そのため、ご契約を急かすようなことは決してございません。
もちろん、お得なプランや特典をご用意している場合もございますが、それはあくまでおふたりの決断を後押しするための一つの要素としてご理解いただければ幸いです。
契約前には、見積もりの内容(何が含まれていて、何が含まれていないのか)、キャンセルポリシー、支払い条件などを細部までしっかりと確認し、疑問点はすべて解消しておくことが不可欠です。
おふたりにとって一生に一度の大切な契約ですから、焦らず、納得のいくまで検討し、心からの「YES」で決断してください。
結婚式場の下見をする時のポイントは?
結婚式場の下見というと、どうしてもチャペルの雰囲気や披露宴会場の広さ、お料理の美味しさといった「会場そのもの」に目が行きがちです。
もちろんそれらは非常に重要なチェックポイントですが、ゲストへのおもてなしや結婚式当日のスムーズな運営を考えると、会場の設備だけでなく、その周辺環境や利便性にも目を向けることが大切です。
まず、「結婚式場のまわりの環境」です。
例えば、会場のすぐ隣に騒がしい施設があったり、窓からの景色があまり良くなかったりすると、せっかくの雰囲気が損なわれてしまう可能性があります。
逆に、私たちテラスグランツのように、豊かな自然に囲まれ、四季折々の美しい景色が楽しめるロケーションであれば、それだけでゲストへの素晴らしいおもてなしになります。
また、駅からのアクセスも重要なポイントです。
「最寄り駅から徒歩何分か」「シャトルバスの運行はあるか」「タクシーは手配しやすいか」などを確認しましょう。
遠方からお越しのゲストやご年配のゲストがいらっしゃる場合は特に、分かりやすく負担の少ない交通手段が確保されているかは、おもてなしの心遣いとして非常に重要です。
お車で来場されるゲストが多い場合は、駐車場の有無、収容台数、料金なども確認が必要です。
さらに、「宿泊施設」についても考慮しておくと安心です。
遠方からのゲストが多い場合や、結婚式の開始時間が早い場合、あるいは二次会まで楽しみたい場合などは、式場自体に宿泊施設があるか、または近隣に提携しているホテルがあるかを確認しましょう。
提携ホテルがあれば、割引料金で宿泊できることもあります。
その他、会場周辺に二次会に適したお店があるか、ゲストが早く到着した場合に時間を潰せるカフェなどがあるか、といった点も、余裕があればチェックしておくと、より細やかな配慮ができるでしょう。
これらのポイントは、自分たちがゲストの立場だったらどう感じるか、という視点でチェックすると、見落としが少なくなるはずです。
結婚式場の下見の際には、ぜひ会場の中だけでなく、その一歩外へも目を向けて、トータルで満足できる場所かどうかを見極めてください。
結婚式場の下見ポイントは「式場見学のポイント☆理想の結婚式を叶えるためのコツを伝授!」や「式場見学のポイント 確認事項とみるべき結婚式場」のコラムも参考になるのでお時間あるときに読んでみて下さい。
結婚式の下見で見るべきポイントとは?ブライダルフェアで理想を現実にのまとめ
結婚式場探しは、おふたりの大切な門出となる一日を彩る、夢への第一歩です。
数ある会場の中から理想の場所を見つけるためには、ブライダルフェアへの参加が最も効率的かつ効果的な手段と言えるでしょう。
フェアでは、試食やチャペルの下見、見積もり相談などを通して、結婚式のイメージを具体的に膨らませることができます。
後悔しない式場選びのためには、事前の準備が不可欠です。
まずはおふたりでどのような結婚式を挙げたいのか、イメージを共有し、招待人数や希望の雰囲気、時期などを話し合っておきましょう。
気になる式場のホームページでフェア情報を確認し、早めに予約を取ることが大切です。
服装は清潔感のあるきれいめな格好で臨み、開始時間の10分前を目安に到着すると良いでしょう。
持ち物はメモ帳とスマートフォンがあれば十分ですが、事前に質問したいことをリストアップしておくことで、限られた時間を有効活用できます。
下見の際には、会場の雰囲気や設備だけでなく、周辺環境や交通手段、宿泊施設の有無などもチェックすることが重要です。
複数の式場を下見し比較検討することで、おふたりにとって本当にベストな会場を見つけることができるはずです。
契約を急ぐ必要はありません。
しっかりと納得いくまで検討し、心からの「YES」で運命の会場を選びましょう。
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おふたりの新たな門出となる大切な一日、その舞台選びは心ときめくと同時に、どこから始めれば良いのか悩ましいものですよね。
「理想の結婚式ってどんなだろう?」「私たちにぴったりの会場はどこかな?」そんな期待と少しの不安を胸に抱くカップルにとって、結婚式場の下見はまさに夢への第一歩と言えるでしょう。
多くの結婚式場では、その魅力を実際に体験できる「ブライダルフェア」という特別なイベントを開催しています。
このフェアに参加することが、おふたりにとって最高の結婚式場を見つけるための最も効果的で、そして心躍る方法の一つです。
当式場テラスグランツのスタッフとしても、多くのカップルがブライダルフェアを通じて運命の会場と出会い、笑顔で準備を進めていかれる姿を拝見してまいりました。
この記事では、これから結婚式場をお探しになるおふたりに向けて、ブライダルフェアを最大限に活用し、後悔しない式場選びをするためのポイントや、下見の際に注目すべき点などを、私たちの経験を交えながら詳しくご紹介いたします。
おふたりの大切な一歩を、心を込めてお手伝いさせていただきます。
結婚式場の下見はブライダルフェアできる
結婚を決めたおふたりが、理想の結婚式を実現するためにまず取り組むべきこと、それが結婚式場の下見です。
数ある式場の中から、自分たちの思い描くウェディングシーンにぴったりの場所を見つけ出す作業は、期待に胸が膨らむ一方で、どのように進めれば良いか戸惑うこともあるかもしれません。
そんなおふたりにとって、最も効率的かつ具体的に式場の雰囲気やサービスを体感できるのが「ブライダルフェア」への参加です。
ブライダルフェアは、単に会場の施設を下見するだけでなく、結婚式当日のイメージを具体的に膨らませるための様々なプログラムが用意されており、まさに「結婚式の縮図」を体験できる絶好の機会と言えるでしょう。
多くの式場では、週末や祝日を中心に、趣向を凝らしたフェアを開催しています。
例えば、光溢れるチャペルでの模擬挙式に参列したり、実際の披露宴で提供される料理を試食できたりと、五感を通じてその式場の魅力を感じ取ることができます。
また、経験豊富なウェディングプランナーに直接相談できる時間も設けられているため、結婚式に関する漠然とした疑問や不安を解消し、具体的なアドバイスをもらうことも可能です。
私たちテラスグランツでも、ブライダルフェアにご参加いただいたカップルからは、「ホームページだけでは分からなかった会場の温かい雰囲気が体感できた」「ウェディングプランナーがとても親身に話を聞いてくれて安心した」といった嬉しいお声をいただくことが多く、実際に足を運んでいただくことの大切さを日々実感しております。
ブライダルフェアは、おふたりが思い描く結婚式の輪郭をはっきりとさせ、理想の会場選びを大きく前進させるための、かけがえのないステップとなるはずです。
複数のフェアに参加し、それぞれの会場の特色を比較検討することで、よりおふたりらしい選択ができるようになるでしょう。
ブライダルフェアは試食やチャペル見学などでき結婚式の見積りがもらえる下見イベント
ブライダルフェアが結婚式場の下見に最適な理由の一つは、その充実した体験プログラムにあります。
具体的にどのようなことが体験できるのか、代表的なものをご紹介しましょう。
まず、多くのカップルが楽しみにされているのが「試食会」です。
婚礼料理は、ゲストへのおもてなしの心を伝える上で非常に重要な要素であり、その味や見た目、ボリュームなどを実際に確認できるのは大きなメリットです。
例えば、メインディッシュの食べ比べができたり、シェフが目の前で調理するライブキッチンを体験できたりするフェアもあります。
私たちテラスグランツでは、地元の旬の食材をふんだんに使用し、素材本来の美味しさを最大限に引き出したお料理を提供しており、試食会ではそのこだわりと温かな味わいを実感していただけます。
アレルギー対応やオリジナルメニューの相談など、お料理に関する細やかなご要望にも柔軟に対応できるかを確認する良い機会にもなります。
次に欠かせないのが「結婚式会場の下見」です。
特にチャペルは、挙式の神聖な雰囲気を左右する大切な空間。
自然光の入り具合、天井の高さ、バージンロードの長さ、ゲスト席からの見え方などを自分の目で確かめることができます。
披露宴会場も同様に、広さや雰囲気、窓からの景色、設備などをチェックし、おふたりの理想とするパーティースタイルが実現可能かイメージを膨らませましょう。
例えば、ガーデンからのサプライズ入場ができるか、映像演出はどこまで対応可能かなど、具体的な演出についても質問してみると良いでしょう。
そして、ブライダルフェアの最後には、多くの場合「相談会」と「見積もりの提示」が行われます。
ここでは、ウェディングプランナーがおふたりの希望や予算を丁寧にヒアリングし、それに基づいた具体的なプランや見積もりを作成してくれます。
初期見積もりはあくまで概算であり、ここからおふたりのご希望に応じて内容が変動することを理解しておくことが大切です。
何が含まれていて、何がオプションになるのか、持ち込み料は発生するのかなど、細かな点まで遠慮なく質問し、疑問点をクリアにしておきましょう。
この見積もりは、他の式場と比較検討する際の重要な資料となります。
結婚式場の下見だけではなく、本物の結婚式を見学できる場合もある
ブライダルフェアの中には、模擬挙式や模擬披露宴などの下見だけなく、実際にその式場で行われている「本物の結婚式」の一部を見学できるプログラムを用意している場合があります。
これは、まさに「生の結婚式」の雰囲気や進行を肌で感じることができる、非常に貴重な機会と言えるでしょう。
模擬挙式などの下見では味わえない、新郎新婦やゲストの感動的な表情、会場全体の祝福ムード、スタッフのリアルな動きなどを目の当たりにすることで、ご自身の結婚式当日のイメージがより鮮明になるはずです。
例えば、ゲストがどのように過ごしているのか、BGMの選曲や音量は適切か、司会者の進行はスムーズかといった、細かな点まで観察することができます。
また、実際の結婚式を見学することで、その式場が大切にしている結婚式のスタイルや、得意とする演出なども垣間見えるかもしれません。
アットホームな雰囲気なのか、フォーマルで厳粛な雰囲気なのか、おふたりの目指す結婚式のイメージと合致するかどうかを判断する上でも、大いに参考になるでしょう。
私たちテラスグランツでは、お客様のプライベートな空間と時間を何よりも大切に考えており、基本的に挙式当日の新郎新婦様とゲストの皆様には、心ゆくまでお過ごしいただきたいとの想いから、進行中の結婚式を直接ご覧いただく形でのご案内は多くの場合行っておりません。
しかしながら、それはお一組おひとりの特別な一日を、他の誰にも気兼ねすることなく、存分に楽しんでいただきたいという私たちの強い願いの表れでもあります。
その代わりに、経験豊富なプランナーが、これまでの数多くの実例をもとに、写真や映像を交えながら、まるでその場にいるかのような臨場感をもっておふたりに結婚式当日の様子をお伝えいたします。
また、ご希望に応じて、先輩カップルのアルバムやエンドロールムービーなどをご覧いただくことも可能ですので、実際の結婚式の温かな雰囲気や感動の瞬間を十分に感じ取っていただけます。
どちらの形式であれ、式場のリアルな姿を知ることは、後悔のない選択をするために非常に重要です。
ブライダルフェアについては「ほとんどのブライダルフェアの料金は無料!無料の理由と有料と無料のブライダルフェアの違い」にも詳しい解説をしているのであわせて読んでみて下さい。
結婚式場の下見のための準備
ブライダルフェアへの参加は、おふたりの理想の結婚式場を見つけるための大きな一歩ですが、その効果を最大限に引き出すためには、事前の準備が非常に大切になってきます。
何も準備せずに臨むのと、しっかりとポイントを押さえて準備をして臨むのとでは、得られる情報量や満足度に大きな差が出てくると言っても過言ではありません。
結婚式は、おふたりにとって一生に一度の特別なイベント。
だからこそ、後悔のない選択をするために、下見の段階から丁寧に取り組むことが重要です。
私たちテラスグランツのウェディングプランナーも、事前準備をしっかりされてきたカップルほど、ブライダルフェア当日のご質問が具体的で、より深いお話ができると感じています。
それは、おふたりの中で結婚式に対するイメージがある程度固まっているからこそ。
結果として、フェアの時間を非常に有意義に活用され、ご満足いただいた上で次のステップへ進まれるケースが多いのです。
この準備段階は、単に持ち物を揃えたり、質問を考えたりするだけでなく、おふたりで結婚式について深く話し合い、価値観を共有する大切な時間でもあります。
どのような結婚式にしたいのか、何を大切にしたいのか、ゲストにどのように過ごしてほしいのか。
そういった根本的な想いを共有することで、式場選びの軸が定まり、数ある選択肢の中から迷うことなく、おふたりにとって本当にベストな会場を選び抜くことができるでしょう。
この章では、結婚式場の下見、特にブライダルフェアに参加するにあたって、どのような準備をしておけば良いのか、具体的なステップや心構えについて、詳しく解説していきます。
この準備期間も、おふたりの結婚準備の大切なプロセスとして、楽しみながら進めていただければ幸いです。
結婚式場の下見の前にまずはどのような結婚式をあげたいのかカップルで考える
結婚式場の下見を始める前に、まずおふたりでじっくりと話し合い、どのような結婚式を挙げたいのか、具体的なイメージを共有することが何よりも大切です。
「どんな結婚式にしたい?」という問いは、シンプルながらも非常に奥深いもの。
例えば、「ゲストに心から楽しんでもらえるアットホームなパーティーにしたい」「両親へ感謝の気持ちを伝えられる感動的な挙式にしたい」「趣味や共通のテーマを取り入れたオリジナリティあふれる一日にしたい」など、おふたりが結婚式に求めるものは様々でしょう。
こうした漠然としたイメージを、もう少し具体的に掘り下げていく作業が必要です。
例えば、招待したいゲストの人数はおおよそ何名くらいか、希望する結婚式の雰囲気はナチュラルなのか、クラシカルなのか、それともスタイリッシュなのか。
料理は和食、フレンチ、それとも折衷料理が良いか。
希望する時期や曜日、時間帯なども、おおまかで構いませんので話し合っておくと、式場選びの基準が明確になります。
私たちテラスグランツのプランナーがご相談を承る際も、おふたりの「こんな結婚式がしたい」という想いの解像度が高いほど、より的確でパーソナルなご提案が可能になります。
もちろん、最初からすべてが明確である必要はありません。
話し合いの中で、「これは譲れない」「これはどちらでも良い」といった優先順位が見えてくることもあります。
意見が食い違うこともあるかもしれませんが、それもお互いの価値観を深く理解し合う良い機会と捉え、じっくりと対話を重ねてみてください。
例えば、一方が「景色の良い場所がいい」と希望し、もう一方が「アクセスしやすい場所がいい」と希望した場合、両方の希望を叶えられる場所を探すのか、どちらかの希望を優先するのか、あるいは全く新しい視点で理想の会場を探すのか、話し合いによって道筋が見えてきます。
このプロセスを通じて、おふたりだけの結婚式の「軸」をしっかりと築き上げることが、満足のいく式場選び、そして最高の結婚式への第一歩となるのです。
次に結婚式場のホームページでブライダルフェアの予約をとる
おふたりの理想とする結婚式のイメージがある程度固まってきたら、次はいよいよ具体的な下見に移る段階です。
その第一歩として、気になる結婚式場のホームページをチェックし、ブライダルフェアの情報を集め、下見の予約を取りましょう。
結婚式場のホームページは、その会場の魅力やコンセプト、提供しているサービスを知るための貴重な情報源です。
美しい写真ギャラリーや詳細なプラン内容、実際にその式場で結婚式を挙げたカップルの声(口コミや体験談)などに目を通すことで、会場の雰囲気を掴むことができます。
特に注目していただきたいのは、写真やプラン内容だけでなく、その式場がどのような想いで結婚式を創り上げているのか、という点です。
例えば、私たちテラスグランツのホームページでは、会場の美しさだけでなく、おふたりとゲストの皆様が心通わす時間を大切にしたいという想いや、地元食材を活かしたお料理へのこだわりなどもお伝えしています。
そうした式場の「姿勢」や「価値観」に共感できるかどうかは、非常に重要なポイントとなります。
ブライダルフェアの内容も様々ですので、試食会があるか、模擬挙式が見られるか、相談会の時間はどれくらいかなど、おふたりが体験したい内容が含まれているフェアを選びましょう。
人気の式場や、土日祝日のフェアは予約が早く埋まってしまうことも多いため、気になるフェアを見つけたら早めに予約を入れることをおすすめします。
多くの式場では、ホームページから簡単にオンライン予約ができるシステムを導入しており、24時間いつでも手軽に手続きが可能です。
予約の際には、参加人数(通常はカップル2名)、希望日時、連絡先などを入力します。
もし、食物アレルギーをお持ちの場合や、特に聞いておきたいことがある場合は、予約フォームの備考欄などに事前に伝えておくと、当日の対応がスムーズになるでしょう。
いくつかの式場のフェアに参加する場合は、スケジュール管理も大切です。
無理のない範囲で計画を立て、一つひとつのフェアをじっくりと体験できるようにしましょう。
ある程度きれいめな格好なら服装はOK
ブライダルフェアに参加する際の服装について、「何を着ていけば良いのだろう?」と悩むカップルは少なくありません。
結論から申し上げますと、過度にフォーマルな服装である必要はなく、「ある程度きれいめな格好」であれば問題ありません。
ただし、結婚式場という特別な場所を訪れるという意識を持ち、Tシャツにジーンズ、サンダルといったラフすぎる服装や、露出の多い服装は避けるのがマナーです。
男性であれば、襟付きのシャツにジャケットを羽織る、あるいはきれいめのニットやカーディガンにチノパンやスラックスを合わせるなどがおすすめです。
女性であれば、上品なワンピースやブラウスにスカートやパンツを合わせるスタイルが良いでしょう。
下見に大切なのは「清潔感」です。
お洋服にシワや汚れがないか、靴は磨かれているかなど、基本的な身だしなみには気を配りましょう。
ブライダルフェアでは、チャペルや披露宴会場など、広い会場内を歩き回ることが多いため、動きやすさも考慮した服装や靴を選ぶと快適に過ごせます。
特に女性は、ヒールの高すぎる靴よりも、少し安定感のあるパンプスやフラットシューズの方が安心かもしれません。
また、フェア当日は記念に写真を撮る機会もあるかもしれません。
おふたりで並んだ際にちぐはぐな印象にならないよう、事前に服装のテイストを合わせておくのも良いでしょう。
例えば、私たちテラスグランツのような自然光が豊かで緑あふれる会場であれば、あまり堅苦しくなりすぎず、少しナチュラルな雰囲気の服装も素敵に映えます。
かといって、リゾートウェディングのようなラフさではなく、あくまで「結婚式場への下見」という点を意識した品のあるカジュアルスタイルが好ましいでしょう。
もし服装に迷った場合は、予約した結婚式場に問い合わせてみるのも一つの方法です。
「どのような服装で参加される方が多いですか?」と尋ねれば、きっと親切にアドバイスしてくれるはずです。
大切なのは、おふたり自身がリラックスしてフェアを楽しめる服装であること、そして会場の雰囲気を壊さない配慮をすることです。
ブライダルフェアの服装については「ブライダルフェアの服装はどうする?男女別&季節別の服装ポイント」に詳しい解説をしていますのであわせて読んでみて下さい。
ブライダルフェアの開催時間の10分前くらいに結婚式場についているとちょうどいい
ブライダルフェア当日は、時間に余裕をもって行動することが大切です。
指定されたフェアの開始時刻よりも、10分から15分前には結婚式場に到着しているのが理想的です。
これは、単に遅刻を避けるというだけでなく、フェアをスムーズに、そして心穏やかにスタートするための準備時間として非常に有効だからです。
初めて訪れる場所の場合、道に迷ってしまったり、駐車場探しに手間取ったりと、予期せぬことで時間を要してしまう可能性があります。
特に、私たちテラスグランツのように、豊かな自然に囲まれたロケーションに佇む式場の場合、アクセス方法を事前にしっかりと確認し、時間にゆとりを持った計画を立てていただくことをお勧めしています。
もし電車でお越しになる場合は乗り換えの時間、お車でお越しになる場合は渋滞の可能性なども考慮しておくと安心です。
時間ギリギリに慌てて到着すると、気持ちが焦ってしまい、せっかくのフェアの内容が頭に入ってこなかったり、楽しむ余裕がなくなってしまったりするかもしれません。
少し早めに到着することで、まずはお手洗いを済ませたり、身だしなみを整えたりする時間が取れます。
また、受付を済ませた後、フェアが始まるまでのわずかな時間でも、会場のエントランスやロビーの雰囲気をゆっくりと味わうことができます。
ウェルカムドリンクをいただきながら、パンフレットに目を通したり、おふたりで「どんなところだろうね」と会話を交わしたりする時間は、期待感を高め、リラックスしてフェアに臨むための良いウォーミングアップになるでしょう。
私たちプランナーも、お客様が少しでも落ち着いた状態でフェアにご参加いただけるよう、お迎えの準備を整えております。
万が一、交通事情などでやむを得ず遅刻してしまいそうな場合は、分かった時点ですぐに式場へ連絡を入れるのがマナーです。
無断での遅刻は、他に参加されている方々や、式場スタッフのスケジュールにも影響を与えてしまう可能性があるため、誠実な対応を心がけましょう。
結婚式場の下見の持ち物はメモ帳とスマホがあればOK
ブライダルフェアに参加する際の持ち物について、あれもこれもと心配になるかもしれませんが、基本的には「メモ帳と筆記用具」、そして「スマートフォン(またはカメラ)」があれば十分です。
これらは、ブライダルフェアで得た情報を記録し、後で比較検討する際に非常に役立ちます。
メモ帳には、ウェディングプランナーから説明された内容、自分たちが感じたこと、質問したいことなどを自由に書き留めましょう。
例えば、チャペルの雰囲気、披露宴会場の収容人数、料理の感想、見積もりの内訳、ウェディングプランナーの印象など、後から見返したときに具体的な情報が蘇るように記録しておくことがポイントです。
手書きのメモは、その時の感情やひらめきも一緒に残せるという良さがあります。
もちろん、スマートフォンのメモ機能や録音機能(事前に許可を得てから)を活用するのも良いでしょう。
そして、スマートフォンは写真撮影に大活躍します。
会場の雰囲気や気に入った装飾、料理の盛り付けなど、言葉だけでは伝えきれない情報を視覚的に記録しておくことができます。
後日、他の式場と比較する際や、おふたりで話し合う際に、写真を見ながらだと具体的なイメージを共有しやすくなります。
特に、チャペルのバージンロードの長さや天井の高さ、披露宴会場の窓からの景色、ガーデンの広さなどは、写真に残しておくと比較検討の際に役立ちます。
バッテリー切れに備えて、モバイルバッテリーも持参しておくと安心です。
その他、あると便利なものとしては、A4サイズの資料が折らずに入る大きめのバッグやクリアファイルです。
ブライダルフェアでは、パンフレットや見積書など、多くの資料を受け取ることが一般的ですので、それらをきれいに持ち帰るために役立ちます。
また、季節によっては、女性は羽織物やストールなどがあると、会場内の温度調節に便利かもしれません。
私たちテラスグランツでは、お客様に少しでも快適にお過ごしいただけるよう、細やかな配慮を心がけておりますが、ご自身でも準備をしておくことで、よりフェアに集中できるでしょう。
ブライダルフェアで事前に聞くことは考えておこう
ブライダルフェアは、結婚式場のことを深く知る絶好の機会ですが、限られた時間の中で効率的に情報を得るためには、事前に「何を聞きたいか」をリストアップしておくことを強くおすすめします。
当日、その場の雰囲気やプランナーさんの話に夢中になっていると、つい聞き忘れてしまうことが出てきがちです。
後から「あれも聞いておけばよかった」と後悔しないためにも、おふたりで話し合い、質問事項をまとめておきましょう。
質問リストは、大きく分けていくつかのカテゴリーで考えると整理しやすくなります。
例えば、「会場施設について」では、チャペルや披露宴会場の収容人数、バリアフリー対応の有無、親族控室やゲストの更衣室の設備、雨天時の対応などを確認します。
「料理・飲物について」では、コースの種類や料金、アレルギー対応、オリジナルメニューの可否、ドリンクの種類やフリードリンクの範囲などを尋ねてみましょう。
私たちテラスグランツでは、お料理に力を入れており、地元の食材を活かしたメニューや、おふたりの想いを形にするオリジナルメニューのご提案も得意としておりますので、ぜひ詳細をお尋ねください。
「衣裳について」では、提携しているドレスショップの数や種類、持ち込みが可能かどうか、持ち込み料の有無などを確認します。
「費用・見積もりについて」は最も重要なポイントの一つ。
初期見積もりに含まれる項目、追加料金が発生しやすい項目、キャンセルポリシー、支払い方法や時期などを具体的に聞いておくと安心です。
「日取り・予約について」では、希望する時期の空き状況や、仮予約が可能かどうか、その場合の期限や条件などを確認しましょう。
そして、「その他」として、ウェディングプランナーのサポート体制、持ち込み可能なアイテムとその条件、遠方ゲストへの対応(宿泊施設の手配など)、駐車場や送迎サービスの有無なども聞いておくと良いでしょう。
これらの質問を事前に準備しておくことで、フェア当日はスムーズに情報収集ができ、より有意義な時間を過ごせるはずです。
そして、どんな些細なことでも遠慮なく質問してください。
おふたりの疑問や不安を解消し、安心して結婚式準備を進めていただけるよう、私たちウェディングプランナーは全力でサポートさせていただきます。
ブライダルフェアで聞くことについては「ブライダルフェアで何を聞く?押さえておきたいポイントまとめ」に詳しくまとめています。
結婚式場の下見前によくある質問
結婚式場探しを始められたばかりのカップルからは、たくさんのご質問をいただきます。
いつから探し始めるのがベストなのか、何軒くらい下見するものなのか、そして下見当日はどんな点に注目すれば良いのか…。
初めてのことばかりで、期待とともに不安を感じるのも当然のことです。
私たちテラスグランツのウェディングプランナーも、日々多くのカップルとお話しさせていただく中で、そうした疑問や不安に一つひとつ丁寧にお答えし、安心して結婚準備を進めていただけるようサポートすることを何よりも大切にしています。
これらの疑問点を事前に解消しておくことは、おふたりがよりスムーズに、そして後悔なく理想の結婚式場と出会うための重要なステップとなります。
多くの方が共通して抱かれる疑問を知ることで、「悩んでいるのは自分たちだけじゃないんだ」と安心感にも繋がるかもしれません。
この章では、結婚式場の下見やブライダルフェアに参加する前に、多くのカップルが疑問に思われること、そして知っておいていただきたいポイントについて、Q&A形式のような形を取りながら、詳しく解説していきます。
おふたりの大切な結婚式場選びが、より実り多く、楽しいものになるよう、心を込めて情報をお届けいたします。
いつ頃から結婚式場下見をすればいいの?
「結婚式場の下見って、いつ頃から始めるのが一般的なの?」というご質問は、私たちがお客様から非常によくお受けする質問の一つです。
結論から申し上げますと、一般的にはご希望の結婚式の約1年から1年半前くらいから探し始める方が多いようです。
特に、気候の良い春や秋、そして大安などの人気の日取りや、人気の高い結婚式場は予約が早く埋まってしまう傾向にあります。
そのため、おふたりが希望する時期や曜日、時間帯がある程度決まっているのであれば、早めに動き出すに越したことはありません。
例えば、私たちテラスグランツが位置するエリアでは、新緑が美しい初夏や紅葉が見事な秋など、四季折々の自然が結婚式を彩りますが、やはりこうした人気のシーズンは早くからご予約が集中することがございます。
また、結婚式の準備には、招待状の作成、衣裳選び、引出物の選定、演出のプランニングなど、想像以上に多くの時間が必要です。
余裕を持ったスケジュールで準備を進めるためにも、式場決定は早めに行うのが理想的と言えるでしょう。
具体的に、もし「1年後の春に結婚式を挙げたい」とお考えであれば、その半年前、つまり1年半前から情報収集を始め、ブライダルフェアに参加してみるのがおすすめです。
もちろん、これはあくまで一般的な目安であり、おふたりの状況や希望によって最適なタイミングは異なります。
例えば、「半年以内に結婚式を挙げたい」というスピード婚をご希望の場合でも、柔軟に対応してくれる式場はありますし、逆に「2年くらいかけてじっくり準備したい」という方もいらっしゃるでしょう。
大切なのは、おふたりでよく話し合い、無理のないスケジュールを立てることです。
もし、「いつから動けばいいか分からない」と迷われたら、思い立ったが吉日、まずは気になる式場のホームページをチェックしたり、資料請求をしたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。
その一歩が、素晴らしい結婚式へのスタートラインとなるはずです。
「結婚式の準備期間はどれくらい?いつなにをすればOKなのかのスケジュールを教えます!」のコラムでもわかりやすく準備期間について解説していますのであわせて読んでみて下さい。
何軒くらい結婚式場の下見をすればいいの?
「たくさんの結婚式場があるけれど、一体何軒くらい下見に行けばいいの?」これもまた、多くのカップルが悩まれるポイントです。
一般的には、2軒から3軒程度の式場を下見される方が多いと言われています。
あまりに多くの式場を下見しすぎると、かえって情報過多になってしまい、「どの式場も良く見えて決められない」「最初の頃に見た式場の記憶が曖昧になってしまった」といった混乱を招いてしまう可能性があります。
一方で、1軒だけの下見で即決してしまい、後から「もっと他の会場も見ておけばよかった」と後悔するケースも避けたいところです。
そのため、数軒の候補を比較検討することで、それぞれのメリット・デメリットが明確になり、おふたりにとって本当に大切なものが何かを見極めやすくなります。
では、どのようにして下見する式場を絞り込めば良いのでしょうか。
まずは、おふたりが結婚式に求める条件(場所、雰囲気、予算、人数など)を明確にし、それに合致する式場をいくつかピックアップします。
そして、各会場のホームページやパンフレットをじっくりと比較し、ブライダルフェアの内容なども吟味した上で、実際に見学する式場を2~3軒程度に絞り込むのが効率的です。
私たちテラスグランツにお越しになるお客様の中にも、いくつかの会場を下見された上で、「ここのチャペルの光の入り方が理想的だった」「ウェディングプランナーの親身な対応が心に残った」といった具体的な比較ポイントから、当会場を運命の場所としてお選びいただくケースが多くございます。
大切なのは、ただ数をこなすのではなく、一軒一軒のブライダルフェアや下見を大切にし、おふたりの目でしっかりと確かめ、心で感じることです。
そして、「ここなら私たちの理想の結婚式が叶えられそう!」と心から思える場所を見つけることがゴールです。
そのためには、下見の数をこなすことよりも、一軒一軒の質を重視し、おふたりにとって本当に響く会場かどうかを見極めることが肝心です。
下見に何軒まわればよいかは「結婚式場の見学は何軒がベスト?後悔しない選び方のコツ」により詳しい解説をしています。
結婚式の契約は即決していいの?
ブライダルフェアに参加し、素晴らしい会場や魅力的なプランに出会うと、「もうここで決めたい!」と気持ちが高まることがあります。
特に、フェア当日限定の特典や割引などが提示されると、つい「今契約しないと損かも…」と焦ってしまうかもしれません。
しかし、結婚式の契約は、おふたりにとって非常に大きな決断です。
即決して良いかどうかは、状況や条件、そして何よりもおふたりの納得度によって異なります。
即決するメリットとしては、希望の日程を確実に押さえられたり、魅力的な成約特典を受けられたりする可能性があることです。
一方で、デメリットとしては、舞い上がった気持ちのまま契約してしまい、後から「もっと慎重に考えればよかった」「他の会場も見ておけばよかった」と後悔するリスクがあることです。
もし、ブライダルフェアで即決を勧められた場合でも、一度冷静になって考える時間を持つことは決して悪いことではありません。
例えば、「今日中にお返事すればこの特典が適用されます」といった言葉にプレッシャーを感じるかもしれませんが、「一度持ち帰って二人でじっくり相談したいのですが、その場合、特典はどうなりますか?」と正直に伝えてみる勇気も大切です。
多くの誠実な式場であれば、お客様の気持ちを尊重し、一定の猶予期間を設けてくれることもあります。
私たちテラスグランツでは、おふたりが心から納得し、ご満足いただいた上でご契約いただくことを最も大切に考えております。
そのため、ご契約を急かすようなことは決してございません。
もちろん、お得なプランや特典をご用意している場合もございますが、それはあくまでおふたりの決断を後押しするための一つの要素としてご理解いただければ幸いです。
契約前には、見積もりの内容(何が含まれていて、何が含まれていないのか)、キャンセルポリシー、支払い条件などを細部までしっかりと確認し、疑問点はすべて解消しておくことが不可欠です。
おふたりにとって一生に一度の大切な契約ですから、焦らず、納得のいくまで検討し、心からの「YES」で決断してください。
結婚式場の下見をする時のポイントは?
結婚式場の下見というと、どうしてもチャペルの雰囲気や披露宴会場の広さ、お料理の美味しさといった「会場そのもの」に目が行きがちです。
もちろんそれらは非常に重要なチェックポイントですが、ゲストへのおもてなしや結婚式当日のスムーズな運営を考えると、会場の設備だけでなく、その周辺環境や利便性にも目を向けることが大切です。
まず、「結婚式場のまわりの環境」です。
例えば、会場のすぐ隣に騒がしい施設があったり、窓からの景色があまり良くなかったりすると、せっかくの雰囲気が損なわれてしまう可能性があります。
逆に、私たちテラスグランツのように、豊かな自然に囲まれ、四季折々の美しい景色が楽しめるロケーションであれば、それだけでゲストへの素晴らしいおもてなしになります。
また、駅からのアクセスも重要なポイントです。
「最寄り駅から徒歩何分か」「シャトルバスの運行はあるか」「タクシーは手配しやすいか」などを確認しましょう。
遠方からお越しのゲストやご年配のゲストがいらっしゃる場合は特に、分かりやすく負担の少ない交通手段が確保されているかは、おもてなしの心遣いとして非常に重要です。
お車で来場されるゲストが多い場合は、駐車場の有無、収容台数、料金なども確認が必要です。
さらに、「宿泊施設」についても考慮しておくと安心です。
遠方からのゲストが多い場合や、結婚式の開始時間が早い場合、あるいは二次会まで楽しみたい場合などは、式場自体に宿泊施設があるか、または近隣に提携しているホテルがあるかを確認しましょう。
提携ホテルがあれば、割引料金で宿泊できることもあります。
その他、会場周辺に二次会に適したお店があるか、ゲストが早く到着した場合に時間を潰せるカフェなどがあるか、といった点も、余裕があればチェックしておくと、より細やかな配慮ができるでしょう。
これらのポイントは、自分たちがゲストの立場だったらどう感じるか、という視点でチェックすると、見落としが少なくなるはずです。
結婚式場の下見の際には、ぜひ会場の中だけでなく、その一歩外へも目を向けて、トータルで満足できる場所かどうかを見極めてください。
結婚式場の下見ポイントは「式場見学のポイント☆理想の結婚式を叶えるためのコツを伝授!」や「式場見学のポイント 確認事項とみるべき結婚式場」のコラムも参考になるのでお時間あるときに読んでみて下さい。
結婚式の下見で見るべきポイントとは?ブライダルフェアで理想を現実にのまとめ
結婚式場探しは、おふたりの大切な門出となる一日を彩る、夢への第一歩です。
数ある会場の中から理想の場所を見つけるためには、ブライダルフェアへの参加が最も効率的かつ効果的な手段と言えるでしょう。
フェアでは、試食やチャペルの下見、見積もり相談などを通して、結婚式のイメージを具体的に膨らませることができます。
後悔しない式場選びのためには、事前の準備が不可欠です。
まずはおふたりでどのような結婚式を挙げたいのか、イメージを共有し、招待人数や希望の雰囲気、時期などを話し合っておきましょう。
気になる式場のホームページでフェア情報を確認し、早めに予約を取ることが大切です。
服装は清潔感のあるきれいめな格好で臨み、開始時間の10分前を目安に到着すると良いでしょう。
持ち物はメモ帳とスマートフォンがあれば十分ですが、事前に質問したいことをリストアップしておくことで、限られた時間を有効活用できます。
下見の際には、会場の雰囲気や設備だけでなく、周辺環境や交通手段、宿泊施設の有無などもチェックすることが重要です。
複数の式場を下見し比較検討することで、おふたりにとって本当にベストな会場を見つけることができるはずです。
契約を急ぐ必要はありません。
しっかりと納得いくまで検討し、心からの「YES」で運命の会場を選びましょう。
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